弥彦競輪 本場開催は7月7日、FⅠナイター競輪で再開!!

弥彦競輪では新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止していた、お客様に入場していただく通常の本場開催は、7月7日のナイター開催「サンケイスポーツ・夕刊フジ賞」(FⅠ/ガールズ)より再開いたします。

本場での開催・発売につきましては、「新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」に沿って行われます。

なお、お客様におかれましても入場前の検温、手指消毒、マスク着用、社会的距離の確保等をお願いいたします。

ご不便をお掛けいたしますが、ご協力をよろしくお願いいたします。


◎サンケイスポーツ・夕刊フジ賞 S級 展望

北日本地区と関東地区から選手が参加します。S級の7車立てのレースはどんな感じになるのか、この目で確かめたいシリーズになります。

◆北日本地区◆
実力者がそろった青森勢が軸になりそうです。先頭を任される嵯峨昇喜郎は上位の壁にぶち当たっている感じの近況ですが、今回のメンバーなら、機動力が抜けています。同県の先輩からの援護を信じて、果敢に駆けていきます。

嵯峨に続くのは、高橋陽介、佐藤和也、鹿内翔。高橋は6月の青森GⅢで好走していますし、自身のタテ脚を生かして、抜け出しを狙ってきます。若手の坂本周輝、小原丈一郎も参戦と、層の厚い布陣となりました。
北日本勢では、実力者の菊池圭尚(北海道)、齋藤登志信(宮城)も怖い存在です。青森勢と連係か、根本哲吏(秋田)や尾形鉄馬(宮城)、高木翔(岩手)を目標に、上位進出を狙います。

◆関東地区◆
軸になるのは、もちろん武田豊樹(茨城)です。2カ月ぶりの実戦だった6月の宇都宮は決勝5着。高松宮記念杯、取手記念を経て、調子を上げてくるでしょう。同県の横山尚則が調子を崩している点が気掛かりですが、底力を発揮して勝ち上がります。

力をつけているのは中島将尊(群馬)。レースの組み立てがうまくなり、まくりの切れ味も増してきました。関東ラインの先導役として、大いに期待がかかります。
地元からは小林令(山梨)と上原龍(長野)が出走します。強気に前へ前へと攻めたいところです。
A1からS1に復帰した岡田征陽(東京)からも目が離せません。


◎ガールズケイリン 展望

復調した山原さくら(高知)がシリーズリーダーです。昨年11月に突然の病魔に襲われましたが、5月の小倉で復帰。続く6月の小倉では決勝2着と、本来の状態に近づいています。軸に期待したいところです。

動いて抵抗する吉岡詩織(広島)に警戒します。自分のスタイルを確立して、気っ風よく駆けます。今回も積極策で、結果を待ちます。

今年デビューの岡本二菜(東京)は、在校成績4位の逸材です。自転車競技での実績は十分で、大駆けがあっても不思議ではありません。

先行では石井貴子(東京)も負けてはいません。予選で確実に確定板に載ってくる脚力は上位ランク。今回も自分のレースに徹します。

大崩れがないのは田口梓乃(山口)。開催中止でレース間隔があきましたが、6月25日からの防府を走って、感覚を戻してきます。

相手によって自在に立ち回るのは蓑田真璃(千葉)。決勝の常連ですし、今回もしぶとく伸びてきます。

迫力ある仕掛けで、加藤恵(青森)が一発を狙います。6月松戸で決勝4着と好走。田中麻衣美(新潟)は、今回までに調子を戻したいでしょう。